会議や打ち合わせをしていると、
同じ議題でも、
最初に出てくる言葉や声のトーンで
場の空気が変わることがあります。
何か案が出ても、
「でも、難しいですよね…」
「たぶん無理だと思います…」
と始まると
どんな空気で時間が流れるでしょうか?
あるいは、
発言している「言葉」以上に、
「声のトーン」が重かったり、暗かったり、
悲しそうに聞こえたりすると、
思わず、「何かあったのかな?」と心配になり
そっちに意識が向いてしまうこともあります。
以前、実際にこんな会話がありました。
「あそこにあったお店、閉まってるね」
「移転したのかな?」
「潰れたんじゃない?」
実際のところは、わかりません。
何か意図があって閉店したのかもしれない。
新しい場所へ移転しているのかもしれない。
でも、
「移転したのかな?」と
「潰れたんじゃない?」では、
見ている事実は同じなのに、
言葉の響きはずいぶん違います。
もちろん、
何でも前向きな言葉にすればいい、
という話ではありません。
問題点を出すことも必要だし、
難しいことを「難しい」と言うことも、
反対意見を言うことも必要です。
これって、
日常のコミュニケーションでも
会議でも同じだと思うのです。
誰かが出した一つの言葉から、
次の人の言葉が出てくる。
その言葉を聞いて、
また誰かが考える。
そうやって会話は続いていきます。
自分が使う「言葉」も、
声の「トーン」も、
その場をつくっている一部です。
自分は今、
この場にどんな「音」を流しているのか。
そこは、
少し意識してもいいんじゃないかと思います。
以前、
ハーモニー風水を使ったセミナーで
言葉にピアノの音をつけて表現したことがあります。
普段何気なく使っている言葉は、
その言葉が持つ色や音が
わかりにくいからです。
言葉をピアノで弾いてみると、
「あ、この言葉って、こんな感じなんだ…」
「私、こんな音を流してたんだ…」
と、耳から感じることができました。
言葉には、意味だけではなく、
音も色もあるのです。
もし、
今日、自分が使った言葉に
BGMをつけるとしたら…
そして、
自分が過ごしている場所に
BGMをつけるとしたら…
どんな音が流れているでしょう?


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