同じ時間でも「感じ方」は変えられる。エレベーターの中で教わった、心のあり方。

日常にひそむヒント

ごきげんよう。This is ME!!プロデューサーの高嶋友子です。

「もっと早く!」「ノンストップでお願い!」
そんなふうに焦ってしまう、お出かけ前のエレベーター。
時間がないときほど、心の余裕もなくなりがちです。

でも、今回は違いました。

同じ時間の中で「違って感じる」ということ

昨日の朝の出来事。いつも同じフロアからエレベーターに乗る、よく話しかけてくれるおばあさまと一緒になりました。

👵「どこにお出かけ?」
私「大阪まで行ってきます」
👵「そうなの。楽しんでね。私は息子とお買い物なのよ。最近すっごく優しくてね。私が失敗しても怒らないの。あの子がこんなに変わるなんて… 80まで生きてみるもんだわ。」

おばあさまの満面の笑顔とその言葉に、心がとても温かくなり、自分の顔がほころぶのがわかりました。いつものエレベーター、まるで時間がとまったかのようで、癒やしの空間に感じられたのです。

不思議ですよね。
エレベーターの動く速度も、乗っている時間も、いつもと同じはずなのに。

でも、私の「 心のあり方 」が変わったことで、その時間の“感じ方”がまったく違っていたのです。

心のあり方が変わると、時間の「質」が変わる。

この気づきには、日常を少しだけ豊かにするヒントがあります。
「時間の流れ」はいつも同じ。でも、心のあり方で「時間の質」は変わるのです。

・焦って過ごす1分
・誰かとの会話に癒される1分

どちらを選ぶかは、意外と自分次第なんだなということ。

通勤中、レジ待ち、ふとした移動時間…
「どうせただの待ち時間」と思っていたその瞬間が、誰かの言葉や表情に心を向けることで、「ぬくもりや気づきに満ちた時間」へと変わっていきます。

忙しい日こそ、「今」を味わってみる。

  • 深呼吸してみる
  • バンザイしてみる
  • 誰かの言葉や表情に耳や目を傾けてみる
  • 「この時間にはどんな意味があるかな?」と問いかけてみる
  • 見えたものからメッセージを感じてみる

そんな小さな意識の持ち方が、「ただ過ぎていく時間」を「生きている時間」に変えてくれます。

エレベーターで交わした何気ない言葉が、私に、時間の豊かさ、時間の質は自分で変えられることを教えてくれました。
誰かの言葉や表情が、今日も誰かの心を温めてくれています。あなたも私も「誰か」のひとり。

そして実は、そのおばあさまからの「思いがけない問いかけ」が、私の心の奥にあった「まだ言葉になっていなかった想い」をそっと引き出してくれたのです。

次回は、そのやりとりからふと浮かび上がってきた「定住」や「わたしの居場所」について、そして、私が大切にしている「アイデアラリー」のことも少しだけ、綴りますね。

This is ME!!プロデューサー 高嶋友子

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