ごきげんよう。 This is ME!! プロデューサーの高嶋友子です。
This is ME!!2025が終わって、10日が経過しました。あっという間の10日間でしたが、これから複数回に分けて、少しずつ振り返っていきたいと思います。
本日は、This is ME!!の原点についてお話しします。

「高嶋友子」としての挑戦
「This is ME!!」というイベントが始まったきっかけは、それまで企業戦士だった私が仕事を辞め、肩書きや役割がなくなった時、「自分の名前でできることを作りたい!」という思いからでした。
企業時代も、与えられたレールではなく、自分で道を見つけ、切り開くことに自信を持っていました。もちろん、その時も「私」がやっていたことには違いありません。
でも、辞めてみて、初めて気づいたんです。自分の名前よりも先に、“肩書き”や“役割”の重みが前に出ていたことに。
だからこそ、企業という看板がなくなったとき、自分に問いかけるようになりました。
「私は、私でいいんだよね?」
企業で働いていた頃、私の人生は“仕事そのもの”でした。
喜びも、悔しさも、達成感も、すべてが仕事の中にあり、心のエネルギーの多くを注いできました。
それは決してネガティブなことではなく、本当に仕事が大好きだったからです。だからこそ、どんなに大変でもやりきれていたのだと思います。
そんな私が、心身の不調で企業を離れ、療養生活に入ったとき、最初は戸惑いと喪失感もありましたが、少しずつ自分と向き合う時間が増えていきました。
そしてある時、ふと湧いてきたのです。
「私は、“役割”ではなく、“名前”で生きていきたい」と。
それが、「高嶋友子」としての挑戦のはじまりであり、「This is ME!!」という場をつくる原点でもありました。
営業で思うように成績が伸びない時、いつもと違う行動をすることで流れが変わったり、もやもやしている時に、これまでやったことのない新しい行動を起こすことで心がスッと軽くなったりと、自分の行動が生み出す変化や喜びを実感してきました。
その感覚があったからこそ、自己実現のためには「行動する」必要があると感じていました。
「高嶋友子」として行動する
最初は、1人で講演会を企画することをイメージしていましたが、次第に自分の得意分野が「人に光を当てること」だということを思い出しました。私にとって、『光を当てること』とは、ただ目立たせることではなく、一人ひとりの価値を認め、その人が持っている可能性を引き出すことです。
そして、光を当てることの目的は、自分の価値を知り、心地よい満足感を体感することで、心が動き、次の行動へと繋げていくことです。それによって、企業時代であれば、関わるメンバーが自分の仕事に誇りを持ち、楽しさや充実感を感じながら働くことができました。私は、そんな仕事環境を創り出すことにパッションを持っていたのです。
組織の中では目立つ人がいたり、目立つポジションがあったりする一方で、私はどんな人も必要な存在であることを認知されるべきだと強く思っていました。無理やり表に立たせるというものではありませんが、どんな業務にも成果発表会的なものを設け、個人やチームで発表する機会を作りました。これにより、一人ひとりの存在が認知され、自信をつけることができ、また、チーム間での繋がりが生まれ、組織全体の発展に貢献してきました。このように、私は常に「光を当てること」を大切にしてきたのです。
これまでは、企業の中での事業展開やキャリアプランに合わせた光の当て方でしたが、今はより個人に寄り添い、1人ひとりの人生にスポットライトを当てることができると感じています。日常の中にも小さな光を見つけ、それを大切にしていきたい!
その想いをカタチにするために誕生したのが、「This is ME!!」
肩書きや役割がなくなったことによって、私は「高嶋友子」としてできることを確信しました。そしてそれは、これまで企業において、目の前のことに真摯に向き合い、創意工夫を凝らして、結果を出し続けてきた経験があったからこそ、今、自分自身の名前でできることを形にすることができたと感じています。
全ては繋がっている。
だからこそ、それぞれの「今」、それぞれの「This is ME!!」を大事にしてほしいと思っています。



次回は、他の人が口にした『私なんて』という言葉が、どのように私に影響を与え、それをどう受け止めて、どんな気づきがあったのかをお話しします。そして、その気づきが『This is ME!!』というイベントにどのように繋がったのかについても触れたいと思います。
「本来の自分をどう思い出すか」
それがこのイベントの本質でもあります。次回もお楽しみに!
This is ME!!プロデューサー 高嶋友子

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